自然葬の生前契約は遺族が破棄できるのか

遺言の場合、葬送方法や葬儀の形式などの記載があったとしても、これを遺族が実行しなければならない法的な根拠はありません。そこで注目されるのは、生前契約です。今では終活といった言葉があるほど、自分の人生の終わり方は自分で選択するといった人が増えています。その背景には核家族化や少子化、独居の問題などもありますが、自分の自由意思を主張すると言うことでもあります。

業者も生前から契約するシステムを導入しているところが増えました。自然葬についても例外ではなく、生前からお金を払うか否かの違いはあれど、生前契約を行える業者は増えています。この生前契約を遺族が破棄することはできません。たとえば契約した本人に契約するだけの判断能力がなかったことを証明できれば無効を主張することも可能ですが、判断能力もしっかりしていた上であれば、遺族といえど破棄することは出来ないのです。

契約通り内容は実行されます。自然葬に遺族が反対していても、その意思を通すことが可能なのです。しかし生前から遺族に自分の意志を理解してもらうことや、契約したことを話すなどを怠っていると、トラブルに発展してしまうことも多々あります。生前契約を結んだり、確固たる希望がある場合には、まず遺族となる人たちへの理解を求めておくことが先決です。

また自然葬の生前契約を結ぶ際には、信頼できる業者であるのかを確かめてから行うべきでしょう。入金が完了している時もその会社がなくなってしまったということや、仮にまだ営業を行っていても物価の高騰で追加が発生するなどがありえます。

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